家事・育児というのは案外隙間時間が生じがちです。しかし、そもそも仕事を持ち帰って仕事をすることが会社にとっては損失につながることもあり得ます。共働きでなくとも、仕事の持ち帰りはNGと心得るのが、現代社会人の一般常識として定着させなければならない点です。

そのお仕事のデータや書類は社外持ち出しOKですか?

最近はどの会社も業務に関するデータや資料は厳重に管理されていて、外部に漏えいしないように施策していることが多いものです。仮に仕事が定時までに終わらなかったとしても、だからと言って仕事を持ち帰ってするのは会社のモラルから見ても、会社の情報管理上から見ても決して良いことではありません。
会社がもし残業する代わりに持ち帰って仕事をするように命令するのなら、そのこと事体が会社の損失と会社自身の過ちとを両方犯してしまっているということになります。
上司から命令もされていないのに、勝手に社内の資料やデータを持ち出してしまうのは、仮にその資料やデータを紛失してしまうとあなたの信用自体を傷つけてしまいます。

家事・育児の隙間時間ってどう使うの?

多忙を極める共働き世帯の主婦でも案外、家事・育児には隙間時間があるものです。

  • 電車通勤の通勤時間内にLINEやメールをしたり、資格試験の勉強が可能です。
  • 車通勤中なら、音楽や語学のCDを聞くことは可能です。
  • 子供が寝ついてくれさえすれば、家事を片付けた後は自分時間です。
    LINEやメールでも資格や語学の勉強でも可能です。

こうしてみると共働きで家事・育児しながらでも、隙間時間はあるものです。
LINEやメールなど友達との交流や資格や語学などお仕事のお勉強の他にも
自分ネイルしてオシャレを楽しむ、好きなアーティストのPVを見るなど趣味に没頭しても良いですね。
こう考えると、家事・育児の隙間時間に仕事を持ち帰ること事体がナンセンスだと思いませんか?

もし、業務命令で仕事の持ち帰りを命じられたら

会社の資料や、データを持ち出すことは会社の為にならないことを言ってみましょう。会社員や市役所職員が、仕事で持ち帰ったデータを紛失すると新聞記事になっていますのでそういう記事を切り抜いて取っておくといいでしょう。
もちろん、命じられたことに「正当な反論」をして、納得してもらうには普段からのあなたの勤務態度や、仕事の実績がものを言うのは言うまでもありません。
上司に受け入れられる状況を作っておくことが大事なのです。

おわりに

共働きであろうとなかろうと、仕事を自宅に持って帰ってまで長時間労働するのが賞賛されたのは昭和の香りのする働き方です。特に共働きならば家事・育児と上手く両立する為に、いかに定時内に仕事をうまく両立するか?が大事です。そのノウハウはもちろん家事・育児の多忙さの中で隙間時間を作るテクニックにも応用できるでしょう。
自宅での隙間時間にキャリアアップのための勉強やリフレッシュすることができれば更にあなたの仕事の効率も上がり、良い循環が生まれます。