共働きだけど夫は多忙だからと家事参加しない人も多いですが、お子様が生まれると生活は一変します。共働きなら是非夫にも家事を分担して欲しいものです。しかし、子供が生まれても実感が湧かない男性は多いものです。そんな夫に不満を貯め込んでしまうあなたの気持ちはよく理解できますが、不満を貯め込んでも解決にはつながりません。どうしたらよいでしょうか?

夫はもしかして「家事は妻の役目」と思っているかも

もし、家事分担を切り出しても家事は妻の役目と思っている男性だったら馬の耳に念仏になってしまいます。馬にありがたいお経を唱えても意味がないように、あなたの夫にも家庭がうまくやっていくための家事分担という提案をしても、今のままでは無意味でしょう。

  • 俺の方が収入が上だから。
  • 俺の方が長時間労働だから

この2つが男性の言い訳の2大要因です。
この呪縛から解き放つにはどうしたらよいでしょうか?

男性に感情的に訴えても無駄です。理屈で攻めましょう!

女性が「大変だから手伝って」と言っても、上記のように聞く耳を持たない男性には
女性が帰宅してどれだけ家事労働に時間を割いているかをグラフにして、説得するとよいかと思います。
そしてその結果、「疲れ過ぎて、仕事で凡ミスしてしまう」「疲れ過ぎて眠れない」など心身の不調を訴えましょう。
更に、その結果「子供と遊ぶ余裕がない」「子供が泣いてもイライラする」と育児に影響が出かねない状況を率直に語りましょう!

自分のことは自分でやってもらいましょう

どうしても時間がないと頑張る人には
「家事を分担しなくていいから自分のことは自分でやって欲しい」と言ってみましょう。

男性が帰宅してからの食事の世話や、食後の食器の後片付けまであなたがしているなら、これで男性の遅い帰宅を待つこともなく済みます。
その他に自分の事のうちに当てはまるものでは他にもあります。

  • クリーニング店へ洗濯物を持って行く&取りに行く(休日にできますよね!)
  • 出張の支度などは自分で行う。
  • 朝の出勤時間があなたより早いなら朝食は自分で用意して貰う。

休日こそ子供とのコミュニケーションを兼ねてやってもらう

休日もごろ寝していて何もしない夫なら、子供の世話を頼みましょう。数時間子供の面倒を見て貰えればあなたも、買い物に行ったり、美容院やマッサージサロンに行く時間の余裕が生まれます。
子供の面倒を見るついでに小学生のお手伝い程度の家事をお願いしてみましょう。

  • 洗濯物の取り込みと畳みと収納
    (最初は取り込みからお願いして徐々にステップアップする)
  • お米を電気釜にセットするなど簡単な家事を頼みましょう。
    それくらいなら、そんなに負担にならないはずです。
  • 洗ってあるお皿を拭いて食器棚にしまう。

おわりに

「俺は忙しいんだ」という意識の強い夫が多いですが、妻が仕事も家事全部こなすはもっと大変です。忙しい夫にも出来る範囲で最大限の協力を引き出すには、感情的にならずに、「どれくらい」時間がなくて、「どれだけ」妻が疲れてしまい、「その結果」育児に影響出かねない程であると、具体的な数字やイメージしやすい表現を使って訴えましょう。