産後は体調が戻るまでは個人差があるでしょうが、それでも産後休暇期間の8週間あれば大抵の人が元の体調を取り戻すはずです。問題は育児休暇中の過ごし方です。

漫然と育児に翻弄されているだけでは、仕事との両立への準備になりません。育児と共にお仕事へ向けての準備期間と位置付けるとお仕事復帰がとても楽になります。

産前・産後休暇や育児休暇中も「ホウ・レン・ソウ」を欠かさずに!

産前休暇中なら体調の異変などを上司に報告しておくといいでしょう。
例えば、お医者様に「予定日より早まりそう」などと言われたら、その旨も一応、伝えておきましょう。

産後は、生まれたことのご報告は必須事項ですね!職場によってはお祝い金が出たりすると思いますので必ず伝えましょう。

更に、生まれた後しばらくは体調が元に戻らないと思います。もし、1か月検診でとくに異常が無かったら、お仕事復帰に向けてエンジンをかけ始めると共に、体調順調なことと合わせて、お仕事復帰の時期などを相談しましょう。

保育園の混雑状況の報告や、業務上の都合など会社側との調整が必要でしょう。

育児休暇期間があるならブラッシュアップも計画しよう!

育児休暇期間がとれるなら、その期間にしかできないことをやってみましょう!
オススメは資格取得などのお仕事のブラッシュアップと、家事の更なる効率化の為に、特に料理をちょっと頑張ってみると良いと思います。

赤ちゃんは個性があって、良く寝るお子様・あまり寝ないお子様いろいろですが、お子様がお昼寝しているときなどはお勉強タイムに最適です。細切れの時間なので、語学学習も向いているかと思います。

更に、家事力もパワーアップしてみましょう!
オーブン・圧力鍋・魚焼きグリルなど活用していなかったら、検討してみてください。使いこなせる道具でないと時短料理は難しいです。

保育園の送迎が始まれば、改めて新しい道具に挑戦する気すら起きないでしょうから、今のうちに使いこなせるようにしておきましょう。

もちろん、ブラッシュアップ情報も上司に報告・連絡・相談しましょう

定期的に上司の方にメールで良いのでコンタクトを取るようにしましょう。その時に、「今はこんなことをして仕事復帰に備えています」と報告しましょう。もちろん資格を取得したら、必ず報告しましょう。

また、仕事復帰に向けてどんな準備をしていたら良いかも相談しましょう。そうすることで、会社の様子もわかります。

職場に仕事復帰しても数か月も休むと、「浦島太郎化」してしまう可能性があります。
そんなリスクは極力軽減して、上司や、同僚ともメールなどで連絡をして、浦島太郎にならないようにしましょう。

おわりに

育児休暇中は自分からアクションを起こさないと多くの会社では、特にケアをしてくれるわけでもなく(そんな気の利いたことしてくれない)ので、自分から「ホウ・レン・ソウ」することで、仕事復帰の時に孤立した状態にならないようなマメさが必要です。

また、まだ赤ちゃんの子どもと過ごしている間に、資格取得などの時間を確保するために家事の時短化を考えておきましょう。数か月もブラッシュアップもなにもしていない人が、いきなり仕事復帰したとたんに、育児と仕事を両立するのはギャップが激しすぎて大変ですよ。