共働きだと、なにかと寂しい思いをさせそうな気がして、せめて育児休暇だけは目一杯とりたいと思っても、1年も仕事から離れてしまっては仕事復帰の時が大変そうですよね。仕事復帰はいつからが正解なのでしょうか

仕事復帰の時期は上司と早めに相談を

なるべく出産後、体調が安定したら仕事復帰の時期を上司と相談してみましょう。
時々上司の中に妊娠の報告をした時点で仕事復帰の話を持ち出す人もいるので、妊娠の報告の時には大体の希望復帰時期を自分なりに考えておくと良いかもしれません。
希望復帰時期と言ったのは、妊娠・出産はママも赤ちゃんも命がけの大仕事をするので、場合によっては妊娠報告時期に考えたプラン通りに仕事復帰が難しい場合もあるからです。

仕事復帰は保育園が確保できないと無理です

仮にお仕事の都合上はいつでも良いのなら、保育園に入りやすい時期を狙いましょう。新年度が始まるのが全国的に4月なのでその時期に預けられる月齢に達していれば4月の新年度に入園する手続きをしましょう。大体の自治体では前年の10月から12月位が新年度新規入園児の受付になっているので予め確認しておきましょう。
待機児童の多い所だと、認可外の保育園でも定員がすぐに一杯になってしまうので、認可保育園も認可外保育園も妊娠中に下見を済ませておきましょう。

育児面で負担が少ないのは、いつごろが良いでしょうか?

お子様が人見知りしだすのは一般的に5カ月から6か月位です。その頃になると「ママが一番」になってしまって、見慣れない人に抱っこされると大泣きしたり、視界からママが消えてしまうと泣くなどの行動がみられることが多いです。
ただ、個人差が大きくて兄弟であっても人見知りする子とそうでない子とがいるように、人見知りする・しないも、その子の個性です。また、離乳食を初めだす時期でもあるのでその前に自分もお子様も保育園に慣れておいた方がママも楽です。

お仕事の都合を優先したくても「慣らし保育」という期間が必要です

保育園にいきなり0歳児の子供を預けて初日から9時から17時まで働けると思っていませんか?それは0歳の赤ちゃんには無理な話です。どの保育園でも、慣らし保育という期間を設けます。赤ちゃんの様子を見ながら初日は1時間、慣れてきたら3時間という風に徐々にママと離れる時間を長くして慣れさせるのです。
0歳で4月に入園しても4月から慣らし保育が開始なので、余裕を持った仕事復帰計画を考えた方が良いでしょう。

おわりに

待機児童が多いエリアに住んでいる方はお仕事の都合よりも保育園の都合を優先せざるを得ないと思います。それほど保活を頑張らなくても大丈夫なエリアに住んでいるなら、お仕事との兼ね合いで決めても良いかと思います。ただし、慣らし保育はママも焦らずに気長にお子様と向き合ってみましょう。ながくかかる子だと1か月以上慣らし保育に時間が必要になります。