お仕事を終わった後で家事も育児もこなすのは「時間に追われた生活」と感じていませんか?
時間に追われているとまだ幼い子にまで「早く食べて」「早く眠って」「とにかく早く…」とママの時間に追われた生活のペースに巻き込んでしまいがちです。でも、1日は24時間と決まっているのはご存知ですよね。
完璧は目指さないほうがいい?!
家事は完璧にやろうと思えば、専業主婦だってとても時間に追われて忙しくなるほどキリがないものです。逆を言えば、手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。お仕事をしながら完璧な家事をこなしつつ、大事なお子さんを健やかに育てるのは「不可能」そう思いましょう。
子供には子供のペースがあります。子育ては特に小学校入学直前までは、子供には子供のペースがあることを念頭に置いてゆとりある育児、「早く○○しなさい」と言わずに済めばこっちのものです。
ゆとりある育児といっても、毎日公園で子供と遊ぶなどというワーキングママにはできない、まったり時間を過ごすということではありません。自分がセカセカして時間に追われていると「忙」という字が、「心を亡くす」と書くように自分の心にゆとりがなくなってしまうのです。
「早く○○しなさい」と言う代わりに「ママと競争しようか?」など子供の成長段階に合わせた言葉を考えるだけで、ただ急かされるよりは子供もいう事を聞きやすくママの手間は更に省けるのです。
是非、完璧家事を目指さずに子供目線に立てるだけの心のゆとりを時短家事で持つように心がけましょう。
時短家事の注意点
では、時短家事をするにはどんなことに気を付ければよいでしょうか?
- 病気の原因になる程の極端な手抜きはしない。
(単品おかずが1週間続くとか、掃除を1か月しないなどは成長段階のお子さんには特に良くありません。) - 自分が苦手な家事を手抜きする。
(お料理が苦手なら適宜お惣菜を買ったり、出来あいの調味料等を利用するなどして、栄養バランスが崩れない程度に手を抜く等) - 可能なら家族の手を借りる。
(旦那様、おばあちゃんなど家族の手を借りられれば、猫の手位にはなるかと思います。) - 片付けは子供に早くから躾ける。
(躾ける段階は大変かもしれませんが、ある程度育つと片付けられる子とそうでない子がいる場合の家事の楽さ加減は差が相当付きます。) - 余分なものを買い過ぎないようにする。
(余分なものを買うということは「不要なものなどを整理する」家事を自ら増やしているようなものです。不経済でもあります。)
おわりに
毎日の家事が簡単に済めば時短になり、なによりママ自身が心身共に楽になることが重要です。
家の中の太陽は「ママである自分」だということをお忘れなく。
ママがいつも「忙しい」と険しい顔をして作る手作り料理よりも、手抜き料理でもママがニコニコして皆で楽しく食卓を囲める方が家族も幸せなのです。