自分の親のアドバイスは今の子育てには通用しません。まして、仕事と育児の両立となると、職場の環境だって今とは大違いです。保育園に行くために保活しなければならないなんて、おばあちゃん世代には考えられなかったことのはずです。
そこで本で育児と仕事の両立のコツについて考えてみたいと思います。
出産前からお世話になっている雑誌の出版から出ているムック本
「働くママの仕事と育児: 私は両立!保育園探し&育休明けの働き方から再就職まで」
ベネッセコーポレーション 1680円
「たまごくらぶ」は多くのママにとって、バイブルと言ってもいいくらい頼りになる本でした。この雑誌中にも、少し育児と仕事の両立について書かれていますが、このムック本はその部分だけ取り上げて、初めての子で初めて妊娠が分かったときから産休・育休の取り方、仕事復帰までわかりやすく解説してあります。
子育てママの前例がない会社にいても大丈夫!
「子育てがプラスを生む「逆転」仕事術―産休・復帰・両立、すべてが不安なあなたへ(メンターBOOKS)」
小室淑恵 著 朝日新聞出版 1404円
子育てで特に仕事に支障が出るのが不安なあなたへ、子育てで身に着く経験は仕事にも役に立つことが納得できる、まさにメンター替わりとなる本
キャリア志向ではないなぁーという方には、時間の利用術の本もあります
「仕事も子育ても自分もうまくいく!「働くママ」の時間術」
馬場 じむこ 著 日本実業出版社 1512円
働くママにとって、お仕事と家事・育児の時間のやりくりは大変ですが、上手にやりくりするアイデアが満載です。PTA役員になったときの対処法なども載っていて、長く参考にできるのも良い点です。
あの「女性の品格」を書いた女性が書いた人生指南書的子育て論
「坂東式ハッピーライフ両立力」
坂東眞理子 著 幻冬舎 1028円
坂東眞理子さんご自身がキャリア官僚として2人のお子様を育てられた経験に基づく人生70歳まで働くことを視野に入れて生きる場合の女性のあり方が書かれています。
年金支給年齢も上がることですし、参考になるかもしれませんね。
パパにもちょっとは私の苦労を分かって欲しいなーと言う方には
「忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス」
明橋 大二 著 1万年堂出版 1008円
子供との関わりだけでなくママとの関わりなど広く家族の一員としてパパにも頑張って欲しい時に読んで欲しい本です。イラスト満載で読みやすいので本が苦手なパパにもお勧めです。
おわりに
特に、職場に働くママメンター(働くママ師匠とも呼べるような先輩)がいない場合は、本で学べることは多いのではないかと思います。そして自分が将来、近々ママになる後輩に相談された時にドンと構えられる存在になれるには、やっぱり「経験」がものを言います。
ピックアップした本は多くが「育児と仕事の両立の経験者」の本です。本を検討されている方はご参考にしてみてください。