育児と仕事の両立というとなぜかママの問題として取り上げられますが、子供の周りには男性だっているのではないでしょうか?男性陣にも育児や家事に参加してもおらいたいものですよね。
お子様の周りには男性は何人いるでしょうか?
お子様の周りに男性がいないご家庭も少なくないでしょう。しかし、良く考えてみましょう。パパだけが子育てに協力できる男性でしょうか?
- おじいちゃん
- ママの兄弟
他にも周囲に育児にかかわってくれそうな男性はいませんか?
子育てといっても、ママがお仕事で保育園のお迎えが間に合わない時にママの代わりにお迎えに行って、ママが帰ってくるまで面倒を見るという、育児のお手伝いでも十分ママは助かりますよね?
それくらいなら、パパ以外の男性にだって出来そうな気がしませんか?
どうしたら彼らに育児や家事のお手伝いを頼めるでしょうか?
まずは、ママがとても大変だという事を理解して貰うのが第一ではないでしょうか?
身近な人が困っているのを知って、「知らない振り」をするような男性はちょっとゆるせないですよね?
特にパパは親としての責任があるのです。パパに対して決して責めたり、説教したりして窮状を訴えてもいけません。手助けして欲しい事を絞って、低姿勢でお願いするという形をとってみましょう。
それ以外の男性で同居していない男性には、日頃から小まめに連絡をして、お子様と遊んでもらう機会を作って、そのついでに窮状を訴えて相手に大変さを十分理解してもらった上で、パパの場合と同様に「2時間だけでも、子供の面倒見てくれると助かるんだけど…」と低姿勢でお願いしてみましょう。
ポイントはコミュニケーション
男性にやって欲しい事を頼む他に、日頃からコミュニケーションをよくしておかなければいきなり、休日だからといっていくら低姿勢で頼んでもパパでさえ「休みの日位、俺は休みたい」と反論されかねません。
普段から誕生日プレゼントや、父の日はパパにも実父・義父にもプレゼントするなどはうっかり忘れないようにしましょう。モノが大切なのではなくて、モノを通じて「会話が生まれる」ことが大切なのです。
日頃のコミュニケーションで、ママがいかに仕事と育児の両立で時間と格闘しているかを相手に分かるように、伝えることが大切です。なるべく率直に言わないと男性わかりません。遠回しに匂わせてもほとんどの男性は察してくれません。
お願いしたことを男性がやってくれたらとにかく褒めて感謝する
短時間の子守りでも男性には負担が大きいものです。女性以上に理屈が通じない上、おもらしや食べこぼしの始末などに慣れていないので、女性以上に負担感があるはずです。だから手伝ってくれたら大いに褒めて、感謝の念を惜しみなく言葉で表現しましょう。
おわりに
育児や家事を男性に手伝って貰うのは、大変です。パパが多忙なら尚更パパは普段の忙しさを理由に育児や家事をママにお任せしたいと思っています。
ママがスーパーウーマンでない限り、パパの思惑は無理難題ということを分かってもらいましょう。
また、人手は多い程助かるものです。「育じい」という言葉が生まれる程、保育園の送迎をするおじいちゃまをよく見かけます。
ママだけでは限界があることを、特に育児と縁遠い人種の男性にも理解して貰うためには、日頃から愛され妻、愛され嫁であった方が断然有利です。