出産を機に退職したけれど、やっぱり仕事したいなぁって思う方は多いものです。いつから仕事復帰の活動をすればよいでしょうか?保活などは働いていないと厳しいのでしょうか?

保育園が混んでいるのは2歳児まで

保活という言葉が出来る位、保育園が混んでいるのは主に0歳児~2歳児までがピークです。特に認可保育園では、保育士1人あたりの低年齢児の数を少なく規定しているので保育士の数に限りがある以上、0歳児~2歳児の低年齢児のクラスは、正社員でも中々入れない所も多いものです。

狙い目は3歳児になったとき

なぜ3歳児がねらい目かというと、保育園児の中でもおじいちゃん・おばあちゃん等がお迎えできる子は3歳になると幼稚園に行く子も少なくないからです。
また、3歳児になると定員も増える保育園がほとんどです。保育士1人当たりの園児の数の規定が増えるからです。
お子様が複数いれば下の子の年齢が3歳児になったときが、保活上のねらい目の時期といえます。

ママの年齢も考慮に入れよう

確かに認可保育園に入れるならねらい目は3歳児になった時が入りやすいのですが、
ママはお子様が3歳になった時に何歳になっていますか?
最近は30代後半で初めてママになる方も多いです。働く場所にもよりますが、40代で小さなお子様を抱えて仕事復帰するのは相当ハードルが高いと考えなければいけないでしょう。パートでもいいと思っていても、現実にはパートとアルバイトでほとんどの仕事を回してしまっている会社も珍しくありません。もし、ママの年齢が高めなら、お子様が3歳になるのを待たずにとりあえず無認可保育園に預けて、就職してから毎年認可保育園に申込みをするべきでしょう。

1年の中では1月や9月が狙い目

正社員を狙うなら1月や8月9月が中途採用の多い月と一般に言われています。小学校生くらいまでのお子様がいると、万一病気になった時に預けられる人がいるかどうか聞かれます。もし病児を預かってもらえるあてがないと、たとえパートの仕事でも就くのが難しい場合が多いです。

おわりに

専業主婦から、育児しながら働こうと軌道修正するという心意気は立派だと思います。そのためには、お子様が病気の時の対策などよく練った上で戦略的に段取りをつけないとなかなかお仕事に就くのは大変です。一方、専業主婦の方の経験が活かせるお仕事もたくさんあるので、ご自分の志向にあった資格取得するなどしてアピールポイントを作っておくと更に有利でしょう。