共働きなのに家事をしない夫は大勢います。また、それが原因で別れてしまう夫婦もいることは事実です。独りで子育てしながら仕事も続けるのはあなたも、お子様も大変なので、是非離婚という決断は最終カードとしてとっておいて、妥協点を探しましょう。

一応、自分にも非がないか省みてみましょう

  • 夫が多忙な中でこなせない分担を勝手にしていなかったか?
    →勝手に分担決められたら、へそを曲げられても仕方ありません
  • 夫が家事をしてくれても、お礼を言わないままではなかったか?
    →いつどんな時も感謝の気持ちは大切です。
  • 夫が出来ないと言うのに対して、感情的になって対応していなかったか?
    →感情的な話し合いでは喧嘩にしかなりません
  • 自分の大変さばかり強調していなかったか?
    →夫だって多忙なんです

自省してみていかがだったでしょうか?

該当するもの以外にも、夫との間に不協和音になる原因はあったでしょうか?
もし、思い当たることがあったら、今からでも遅くありません。あなたから謝りましょう。

特に反省するべきことが見当たらないと思ったら

つまり、夫が1人頑固に家事協力を拒否していると考えて良いのでしょうか?
夫も多忙な中で、妻を気遣っているつもりかもしれません。
夫に
「家事をやって欲しい」
と訴えることはしてきていても、
「家事を丸抱えさせられている妻の負担について、どう思っているか」
聞いたことはありませんか?
まだ聞いていないなら聞いてみて下さい。思わぬ感謝の言葉が聞けるかもしれません。

妻の立場になって考えてくれない夫ですか?

妻なりに頑張っていることを、夫が認めてくれているのなら、そろそろ妻が1人で頑張るのも限界であることを伝えてみましょう
妻の立場になって考えることも拒絶して
自分のことばかりしか頭にないようなら、この先が思いやられます。
自分の添い遂げるべき伴侶となる人でないかも、と思ってもお子様を独りで育てるのは共働きの家事負担を独りで支える以上に険しい道のりになることを覚悟しなければなりません。

同じように共働きの人に相談してみよう

独りで考えていると、同じ考えがあたまを離れないことがあります。
一度、同じように共働きしている人に相談してみると良いかと思います。完璧な家族がいないように、完璧な夫も妻も居ません。うまく話がかみ合わずに平行線になってしまうなら、愚痴と思って聞いてくれるような人に相談にのって貰いましょう。
共働きの人で愚痴をこぼせる人が思いつかなければ、カウンセラーなどに相談しても良いでしょう。市区町村などで無料カウンセリングを実施している所もありますし、中には電話やメールでカウンセリングをしている人もいます。臨床心理士の資格を持っている人がお勧めです。

おわりに

話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になるときもあります。
しかし、根本的に家事負担をしなければならない状況なのにしない人、家事負担をできる状況なのに協力しない人は少なからずいます。
我慢も限界がありますので、離婚する前に、第3者の視点から夫に見合った打開策を考えてみましょう。
離婚という選択はとても重いですし、あなたの負担やお子様の負担も重くなると思うので是非とも回避できないか模索してみて下さい。