育児休暇を取って育児に専念していると、このままずっと子供のそばにいてあげたい気持ちが湧いてくるのは母親として当たり前な事かもしれません。しかし、お仕事と育児を立派に両立させて頑張っている人は大勢います。
大変かもしれませんが、他のワーキングママのように頑張ってみませんか?

専業主婦がうらやましく感じてしまう時は現実的に考えよう

お子様が赤ちゃんのときのお世話は本当に手間や時間がかかるものです。しかし家であかちゃんとママだけの空間で過ごす時間が長ければ長い程、視界に赤ちゃんしか入らなくなりがちです。
また、近所の児童館のベビーコーナーなどで知り合ったママ友の中には専業主婦の人がいると、ゆったり子育てに憧れる気持ちが芽生えることもあるかもしれません。
しかし、隣の芝生は青く見えるものです。現実に戻って考えてみましょう。

  • あなたが働かなくても経済的に問題はないですか?
  • お子様はいつまでも、赤ちゃんではありません。お子様が大きくなっても専業主婦で満足ですか?
  • お子様が大きくなってからお勤めするのはハードルが高いです。

お子様の成長は早いものです

お子様の成長は早いものです。今、手がかかる赤ちゃんだから「そばにいないと」という気持ちになるのは当然でしょう。でも、そんな時期はあっと言う間に過ぎてしまいます。
10年専業主婦を続けてしまうと、職業の選択はパートやアルバイトなどに限られてしまいがちです。

育児休暇中なのに仕事復帰しないというのはルール違反

育児休暇とは、復職することを前提に失業保険からお給料よりは少ない額ですがお金を受け取りながら休暇できる制度です。もし、育児休暇を取っても復職しないで退職してしまうと会社や同僚の負担は大きなものになります。育児休暇をとったのなら、是非頑張って復職して働いてみましょう。大変で毎日が戦争騒ぎでしょうが、忙しくても充実した時間があなたを待っています。
だれかが育児休暇を取ったけれど復職しない前例を作ってしまうと、会社は育児休暇制度自体を認めなくなってしまい他の人が育児休暇を利用しづらい状況を作ってしまうでしょう。ママになったら、自分自身が大人としての責任を果たせないとお子様に対して恥ずかしいですよ。

おわりに

お子様が赤ちゃんの時は本当に手がかかるし、自分以外の人にお世話を任せるのは仮にパパであっても、ハラハラするものです。それを保育士というプロとはいえ、他人にお子様のお世話を任せて、仕事なんかしていいのだろうか?そんな気持ちは理解できます。お子様を育てることはお仕事とは違った大きな役目ですが、それと共に、あなたにとってお仕事することで、社会とつながっていられるということはとても価値があることだと思います。

臆せずに頑張って仕事復帰してみましょう。職場で皆があなたを待っていますよ!